幸福が飛んでくる

出戻りNEWS加藤担のゆるっと戯言。

自担の世界に泣いた話と、ブログにただいま

 

 

お久しぶりです何と去年の加藤さんの誕生日以来なのでほぼ一年ですね!ねおんです。

お題「私のNEVERLAND」

いつもブログ等を読ませていただいている綴さんが作成されたお題を使わせていただきました。ありがとうございます。


去年は4人の誕生日にブログ上げるぞ!と意気込んで7月まではちゃんと書いてたんですけども、そのあと特に理由があったわけでもなくブログからもジャニーズからも離れていってしまい…どんな仕事をしているかとかは辛うじて把握していたのですが、かといってそれを熱心に見るわけでもなく。
NEVERLANDも、東京1日目のチケットを手に入れたにも関わらずアルバムを聞き込むこともろくにせず他人事のような気持ちで東京ドームに向かっていました。

席は天井席の端の端。チケット届いて座席見た時びっくりするくらい(笑)
まあそれでもそんなモチベーションなので落胆することもなく、むしろこれでうっかり良い席が来てたら。
そりゃ勿論NEWSは好きだし加藤さんは好きなんだけど、大した高揚感も(語弊があるけど)期待もなく18時に。


エレクトリカルパレードのような輝く汽車の中から4人が現れて、小山さんと増田さんが刀を持ってて手越さんがトーチを持って、加藤さんが旗を掲げていて。
バンバン特効が弾ける中の4人が圧倒的に美しくて格好良くて、自分の中で何かが振り切れたようでした。

テレビで見ると液晶を通すことで違う世界の人に見えていたアイドルがそこにいて、5万5千人の視線を受けてライトを浴びて歌っている。
アイドルの圧倒的な光の強さで一気に夢の世界へ引き込まれた気分でした。
こんな私でもNEVERLANDに入国できるんだ!!まだ私ちゃんとNEWSのことが大好きだ。

なんてポエティックなこと言ってますけど本当に格好良かった。
実際この一言に尽きてしまって、語彙を引っ張り出そうとするとポエムに走っちゃいますね。

細かく書いてくときりがないしブログ書くつもり更々なかったために記憶が曖昧なところが多いので一つだけ。


加藤さんのソロの「あやめ」
実は私、加藤さんのソロ曲の演出にきちんとハマることが少なくて。
曲は好きでも自分の中でのイメージが出来すぎていたり、加藤さんの感性を信頼するあまりほんの少しのズレが気になったり。
だから今回もあやめの演出が良いって話は聞いてても期待しすぎないようにしてたんです。
でも違った。

どこまでも幻想的で、儚いのに強くて。
本当に本当に加藤さんは美しくて、遠くても同じ空間にいるのに違う次元からやってきた幻みたいでした。
ポエトリーリーディングのところ、普段聴いてるよりも会場の響きの影響で不明瞭なはずなのに痛いほど言葉が伝わってきて。
虹に見立てたクレーンを駆けのぼった時、急に胸が苦しくなって涙が溢れた。
基本的にアイドルを見て泣くときはその人の背景だったり行動だったりに対して泣くんだけど、あれは純粋に加藤さんが作り出したあの世界に対してでした。
こんなステージを作り出してしまうなんて、加藤シゲアキはなんて人なんだろう。

もう何度も思ったけど私はなんて人を好きになってしまったのだろう。

加藤さんが考えた、作ったあらゆるものをもっと見たいし聴きたいし触れたい。
綺麗な空を見たり可憐な花を見かけても、それが存在する意味をわざわざ解釈しないように、彼が生み出した世界をそのまま受け取ればいいんだななんて思ったり。
曲の最後、旗を掲げて歌う加藤さんの姿に、この世で最も美しい勝利を感じました。世界への勝利。ピース。*1


他にもI'm comingの手越さんの顔が歌詞に反してソーソーキュートだったこととか、1万年と2千年前から知ってたけど小山さんの顔が本当に小さくて手足が長かったこととか、増田さんの歌声が染みるほど美しかったこととか、もっと真面目なこともたくさんあるんですけど書ききれない。

東京ドームに入るときと出たとき、それから今これを書いてるときと、気持ちがあまりに違いすぎて戸惑ってます。
いつもNEWSとファンが辛いときに離れてたから何も言えた立場じゃないけど、4人には幸せであってほしいし苦しめる何もかもがなくなればいいのになあ。
件のあれこれに色々思うところもなくはないけど、自業自得とか言われるのも仕方ないのかなとかも思うけど、それでも私は彼らの味方でいたいなんて大それたこと思っちゃうような暖かい幸せなコンサートでした。ありがとう。

 

 

*1:このシーンについてドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を挙げている方が何人かいてそれ!ってなりました。やっぱり思いますよね